From 5f129dc55958b5a8e40d7dd71ad0bc7fa42be60c Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Shin Kojima Date: Sun, 22 Mar 2015 12:41:44 +0900 Subject: [PATCH] [ja] apply patch --- ja/01.1.md | 45 ++++++++++++++++++++++++--------------------- 1 file changed, 24 insertions(+), 21 deletions(-) diff --git a/ja/01.1.md b/ja/01.1.md index 4f09c48f..789a5c82 100644 --- a/ja/01.1.md +++ b/ja/01.1.md @@ -3,8 +3,8 @@ ## 3つのインストール方法 Goにはいくつものインストール方法があります。どれでも好きなのを選んでかまいません。ここでは3つのよくあるインストール方法をご紹介します: -- ソースコードのインストール:標準的なインストール方法です。Unix系システムをよく使うユーザ、特に開発者にとってはお馴染みの方法です。 -- 標準パッケージのインストール:Goは便利なインストールパッケージを用意しています。Windows, Linux, Macなどのシステムをサポートしています。初心者にはうってつけでしょう。システムのbit数に対応したインストールパッケージをダウンロードして、"Next"をたどるだけでインストールできます。 +- ソースコードのインストール:標準的なインストール方法です。Unix系システムをよく使うユーザ、特に開発者であれば、設定を好みに合わせて変更できます。 +- 標準パッケージのインストール:Goは便利なインストールパッケージを用意しています。Windows, Linux, Macなどのシステムをサポートしています。とりあえずさっとインストールするにはうってつけでしょう。システムのbit数に対応したインストールパッケージをダウンロードして、"Next"をたどるだけでインストールできます。 *おすすめ* - サードパーティツールによるインストール:現在便利なサードパーティパッケージも多くあります。たとえばUbuntuのapt-get、Macのhomebrewなどです。これらのシステムに慣れたユーザにはぴったりのインストール方法です。 最後に同じシステムの中で異なるバージョンのGoをインストールする場合は、[GVM](https://github.com/moovweb/gvm)が参考になります。どうすればよいか分からない場合一番うまくやれます。 @@ -18,25 +18,25 @@ Unixでは、gccなどのツールをインストールする必要がありま Windowsでは、MinGWをインストールする必要があります。その後MinGWでgccをインストールして、適切な環境変数を設定します。 -Goは[Mercurial][hg]を使ってバージョン管理を行っています、まずMercurialをインストールし、その後でダウンロードできます。もしMercurialがインストールされているのであれば、以下のコードを実行します: +直接オフィシャルサイトから[ソースコードをダウンロード](http://golang.org/dl/)できます。対応する`goVERSION.src.tar.gz`のファイルをダウンロードし、`$HOME`ディレクトリに解凍してから以下のコマンドを実行します。 -もしGoのインストールディレクトリが`$GO_INSTALL_DIR`だった場合 - - hg clone -u release https://code.google.com/p/go cd go/src ./all.bash all.bashを実行後"ALL TESTS PASSED"が表示されると、インストール成功です。 -上記はUnixスタイルのコマンドです、Windowsもインストール方法は似ており、all.batを実行するだけです。コンパイラはMinGWのgccを使います。 +上記はUnixスタイルのコマンドです、Windowsもインストール方法は似ており、`all.bat`を実行するだけです。コンパイラはMinGWのgccを使います。 -その後環境変数をいくつか設定します、 +もしMacまたはUnixユーザであればいくつかの環境変数を設定する必要があります。再起動しても有効にしたい場合は以下のコマンドを`.bashrc`や`.zsh`に書いておきます。 - export GOROOT=$HOME/go - export GOBIN=$GOROOT/bin - export PATH=$PATH:$GOBIN + export GOPATH=$HOME/gopath + export PATH=$PATH:$HOME/go/bin:$GOPATH/bin -下のような画像が現れると、インストール成功です。 +ファイルに書き込んだ場合は、`bash .bashrc`や`bash .zshrc`を実行してすぐに設定を有効にします。 + +Windowsシステムの場合は、環境変数を設定する必要があります。pathにgoが存在するディレクトリを追加し、gopath変数を設定します。 + +設定が終わり、コマンドプロンプトで`go`を入力すると、下図のような画面が表示されるはずです。 ![](images/1.1.mac.png?raw=true) @@ -44,13 +44,17 @@ all.bashを実行後"ALL TESTS PASSED"が表示されると、インストール GoのUsage情報が表示されれば、Goのインストールは成功です:もしこのコマンドが存在しない場合は、PATH環境変数のなかにGoのインストールディレクトリが含まれているか確認してください。 +> GOPATHについては以降の章で詳しくご説明します ## Go標準パッケージのインストール Goはさまざまなプラットホームでインストールパッケージを提供しています、これらのパッケージはデフォルトで以下のディレクトリにインストールします:/usr/local/go(Windows:c:\Go)。当然これらのインストール場所を変更することもできます、ただし変更後はあなたの環境変数を以下のように設定する必要があります: export GOROOT=$HOME/go - export PATH=$PATH:$GOROOT/bin + export GOPATH=$HOME/gopath + export PATH=$PATH:$GOROOT/bin:$GOPATH/bin + +これらのコマンドはMacやUnixユーザであれば`.bashrc`や`.zshrc`ファイルに入れておくべきでしょう。Windowsユーザであれば当然環境変数に入れておきます。 ### 自分の操作しているシステムが32bitか64bitか判断する方法 @@ -72,7 +76,7 @@ LinuxユーザはTerminalで`arch`(すなわち、`uname -a`)を実行するこ ### Mac インストール -[ダウンロードURL][downlink]にアクセスし、32bitシステムはgo1.0.3.darwin-386.pkgをダウンロードします。64bitシステムであればgo1.0.3.darwin-amd64.pkgをダウンロードします。ファイルをダブルクリックし、すべてデフォルトで「次へ」ボタンをクリックします。これでgoはあなたのシステムにインストールされました。デフォルトでPATHの中に適切な`~/go/bin`が追加されています。端末を開いて`go`と入力します。 +[ダウンロードURL][downlink]にアクセスし、32bitシステムはgo1.4.2.darwin-386-osx10.8.pkgをダウンロードします。64bitシステムであればgo1.4.2.darwin-amd64-osx10.8.pkgをダウンロードします。ファイルをダブルクリックし、すべてデフォルトで「次へ」ボタンをクリックします。これでgoはあなたのシステムにインストールされました。デフォルトでPATHの中に適切な`~/go/bin`が追加されています。端末を開いて`go`と入力します。 インストール成功の画像が表示されればインストール成功です。 @@ -80,11 +84,11 @@ LinuxユーザはTerminalで`arch`(すなわち、`uname -a`)を実行するこ ### Linux インストール -[ダウンロードURL][downlink]にアクセスし、32bitシステムであればgo1.0.3.linux-386.tar.gzを、64bitシステムであればgo1.0.3.linux-amd64.tar.gzをダウンロードします。 +[ダウンロードURL][downlink]にアクセスし、32bitシステムであればgo1.4.2.linux-386.tar.gzを、64bitシステムであればgo1.2.2.linux-amd64.tar.gzをダウンロードします。 以下ではGoがインストールされたディレクトリを`$GO_INSTALL_DIR`と仮定します。 -`tar.gz`をインストールディレクトリに解凍します:`tar zxvf go1.0.3.linux-amd64.tar.gz -C $GO_INSTALL_DIR` +`tar.gz`をインストールディレクトリに解凍します:`tar zxvf go1.4.2.linux-amd64.tar.gz -C $GO_INSTALL_DIR` PATHを設定します。`export PATH=$PATH:$GO_INSTALL_DIR/go/bin` @@ -115,11 +119,11 @@ gvmはサードパーティが開発したGoのバージョン管理ツールで インストールが完了したあと、goをインストールすることができます: - gvm install go1.1 - gvm use go1.1 + gvm install go1.4.2 + gvm use go1.4.2 下のコマンドで、毎回gvm useをコールする手間を省くことができます: - gvm use go1.1 --default + gvm use go1.4.2 --default 上のコマンドを実行したあと、GOPATH、GOROOTなどの環境変数が自動的に設定されます。これで、直接利用することができます。 @@ -145,5 +149,4 @@ homebrewはMacで現在最も使用されているソフトウェア管理ツー * 前へ: [Goの環境設定](<01.0.md>) * 次へ: [GOPATHとワーキングディレクトリ](<01.2.md>) -[downlink]: http://code.google.com/p/go/downloads/list "Goインストールパッケージダウンロード" -[hg]: http://mercurial.selenic.com/downloads/ "Mercurialダウンロード" +[downlink]:http://golang.org/dl/ "Goインストールパッケージダウンロード"