# 2.8 まとめ この章では主にGo言語のいくつかの文法をご紹介しました。文法を通してGoがいかに簡単かご覧いただけたかと思います。たった25個のキーワードです。もう一度これらキーワードが何に使われるのか見てみることにしましょう。 break default func interface select case defer go map struct chan else goto package switch const fallthrough if range type continue for import return var - varとconstは2.2のGo言語の基礎に出てくる変数と定数の宣言を参考にしてください。 - packageとimportにはすでに少し触れました。 - func は関数とメソッドの定義に用いられます。 - return は関数から返るために用いられます。 - defer はデストラクタのようなものです。 - go はマルチスレッドに用いられます。 - select は異なる型の通信を選択するために用いられます。 - interface はインターフェースを定義するために用いられます。2.6章をご参考ください。 - struct は抽象データ型の定義に用いられます。2.5章をご参考ください。 - break、case、continue、for、fallthrough、else、if、switch、goto、defaultは2.3のフロー紹介をご参考ください。 - chanはchannel通信に用いられます。 - typeはカスタム定義型の宣言に用いられます。 - mapはmap型のデータの宣言に用いられます。 - rangeはslice、map、channelデータの読み込みに用いられます。 この25個のキーワードを覚えれば、Goは既に殆ど学び終わったも同然です。 ## links * [目次]() * 前へ: [マルチスレッド](<02.7.md>) * 次へ: [Webの基礎](<03.0.md>)